左利きはピアノに有利?不利?音楽の聞こえ方も違うの?元ピアノ講師が解説!

音楽と子供

左利きはピアノに有利?不利なのでしょうか?

利き手の違いで音楽の聞こえ方も違うのでしょうか?

っていう心配や疑問について、左利きの娘をもつ元ピアノ講師が解説します。

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左利きはピアノに有利?不利?

左利きはピアノに有利?不利?ってご心配される方がいらっしゃいます。

結論からいいますと左利きであろうが右利きであろうが、 有利も不利もないです。

白黒はっきりしたい方には申し訳ないですが、グレーからはじまる。どの色からもはじめられるのがカラフル音楽のいいところ。

上手に弾けるようになるまでの練習も少しの工夫だけで、あとは皆、同じ。

スタートラインから、左利きだからきっと不利にちがいない。大変なんだ。いう枠にいれるより、人には音を楽しむ音楽の心があるのですから、楽しみ育てていきましょう。

 

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左利きだと音楽の聞こえも方も違うの?

左利きだと音楽のきこえ方も違ったりしないですか?だってピアノって右手がメロディのことが多いでしょ?ってご心配されたりします。

音楽は全てのバランスです。

音楽三大要素のメロディ・ハーモニー・リズムのバランスです。

ですから利き手だけに留まらず、求める音の響きのために努力工夫し、研究を繰り返していきます。弾きたい曲のためですから、楽しい追求です。

 

誰かの演奏を聴くとき、この人は右利きだから。左利きだから。ってチェックして聴きますか?

聴く人が、あっ!この人、左利きの演奏者だね。なんてないですよね。もし見抜かれてたら練習不足かもしれないですね。

 

では練習で主にどんなことをするかというと、ハノン教則本があります。

こちらを使って、手のフォームをはじめ、両手のバランス。両肩のバランス。体のバランス。と差がなくなるようにテクニックの練習を積んでいきます。

利き手が強いと本人が差を感じるのは最初だけです。

左利きの方は、右手練習を多めに増やす。右利きの方は、左手の練習を多めに増やすだけです。

繰り返し練習することで、両手のバランスを操作できるようにしましょう。

そして素敵な音楽がお届けできるよう。色んな角度から練習を重ね、左利きであることが伝わらないようにしましょう。

 

色んな角度からの練習をするので、聴こえ方なんて気にならなくなります。気にする必要もありません。

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左利き娘の練習法

現在6歳の左利き娘の練習方法をのぞいてみました。

歌うこと大好きなので、弾く曲、仕上げたい曲。まずCDやユーチューブで調べて歌ってます。

調べるときに有名な作曲家だったら、どこの人?どんな顔?くらいですがチェックして、おひげすごい面白い!って笑って楽しんでます。

楽譜みて弾くときには、何長調か。何拍子か。も最初にきちんと見て、こことここ一緒~同じ小節を見つけてチェック!

そして、できるところは通りこして、できないところから弾きます。

出来ないところは難しいから、すぐ右手でできそうに無いとき、一旦、左で弾いて脳にインプット。それでも難しいときは、両手で弾いてまたインプットしてました。

インプット完了後は右手でさらさら♪ 左手は和音進行の理解はまだまだですが、同じ和音見つけて、この流れなんだ~くらいはチェックしています。

一番、素晴らしいのは、何より楽しそう!

今年1月からヴァイオリンも始めたので音楽の時間がもっと充実してきてます。

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まとめ

ピアノ楽器の場合、両手をつかうので左利きはピアノに有利か不利かという心配もなく、ピアノは弾くことができる。
また左利きだからといって音楽の聞こえ方も関係ない。
娘を見ていて、左利きの人は日常生活で左手をよく使うので、左手が器用な分、逆に有利かな?と感じることのほうが多いです。ちなみに私はピアノ上達したくて左手生活してたことあり、今ではすっかり両利きです。
利き手のことを気にする気持ちも分かりますが、音楽に一番大切なことは、「心」
音を楽しむ時間を作ることでますます育まれ、喜びと嬉しさに体全体で震え上がるほどの感動を味あわせてくれる素敵なギフトです。
本当に素晴らしい奇跡体験をさせてくれます。大いに楽しみましょう。

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